9路道場仮設掲示板♪
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[66] ミニ小説(5) 投稿者:びっくにゃん 投稿日:2011/04/27(Wed) 22:55  

にゃんとピョン吉(5)

「…そういうわけで、うちは経済的に行き詰まってしまった。」
「にゃんでですかにゃ?」
「師匠、どうしてですピョン?」
「お前たちが、バカな買い物するからだよっ! 行き詰まるどころか、今日から借金生活だよ、まったく…」
「ピョン吉がニンジンなんか買うからにゃ。」
「あ〜っ、バカ猫、お前こそ、いくら使ったと…」
「いいから黙ってろ。とにかく、そんなわけで、うちにはもう余分な金は1円も残っていないっ!」
「よしっ、資金難に陥ったピョン。早速、ウーサー王にご報告して、次の指示を…はっ、しまったピョン!」
「ピョン吉は、黙ってるにゃっ! それで、碁美さん、どうするんですにゃ?」
「お前たちのうち、どっちかひとりに、出ていってもらう。」
「にゃっ! そんな、ひどいですにゃ…」
「あのな、本当なら、2匹とも今すぐ追い出したい気分だぞ? それを、特別な温情をもってだな…」
「師匠、わかりましたピョン。じゃぁ、バカ猫、さっさと出て行けピョン。」
「にゃっ! にゃんでわたしがっ! 出て行くならピョン吉に決まってるにゃっ!」
「こういう時は、将来有望な弟子のほうが、残るべきなんだピョン。」
「ピョン吉のどこが有望なのにゃ。わたしのほうが、前途洋々って感じがするにゃ。」
「けっ、バカ猫のくせに、生意気だピョン!」
「にゃにを言うのにゃっ!」
 ポカポカポカポカ…
「や・め・ろっ! 本当に2匹とも追い出すぞっ!」
「じゃ、ピョン吉が出て行くってことで、決まりにゃ。」
「お前だピョン。さっさと出て行けピョン。」
「よし、じゃぁ、囲碁で決めよう。今から9路盤で対局して、負けた方が出て行くんだ、いいな?」
「はい、師匠、わかりましたピョン。」
「わたしは、できれば、ふたりとも残りたいですにゃ…」
「いいから、さっさと始めろ。ほら、にゃんが黒番だ。」
「はいにゃ…」
 パチッ… パチッ…
「この調子でいけば、勝てそうにゃ…」
「あ〜っ! あれは、何だピョン!」
「にゃ?」
 ささっ…
「何でもなかったピョン、さぁ続けるピョン。」
「あれ、ここの石って、こんな形じゃぁ…あぁっ、いつの間にか、黒石が全部死んでるにゃっ!」
「よしっ、ボクの勝ちだピョン。師匠、このバカ猫、ボクが遠くへ捨てて来ますピョン。」
「にゃぁ…」
「あっ、ちょっと待て。私はお前達に、心を入れ替えて修行に励んで欲しいと思ってだな…」
「ほらっ、バカ猫、さっさと歩けピョン!」
「にゃぁ…」
「だから、本当に追い出すつもりなんか…って、聞いてるのか、お前たち?」
「じゃ、師匠、なるべく遠くへ捨てて来ますピョン。」
「びにゃぁぁ…」
 がちゃん…


[65] ミニ小説(6) 投稿者:びっくにゃん 投稿日:2011/04/27(Wed) 22:54  

にゃんとピョン吉(6)

「ほら、バカ猫、この橋、懐かしいピョン?」
「ぐすっ…何も懐かしいことはないにゃ。いつも通る橋にゃ。」
「お前と初めて会ったのも、ここだったピョン?」
「違うにゃ。ピョン吉が押しかけて来た日に、碁美さんのおうちの玄関で会ったのが最初にゃ。」
「ほら、夕日があんなにきれいだピョン?」
「まだお昼前にゃ。夕日にゃんて、どこにあるのにゃ。」
「いいから、川に映る夕日を見てみろピョン。」
「だから、どこにそんなものが…」
 げしっ!
「にゃぁっ!」
 ドボンっ! ぶくぶくぶく…
 パカッ… ピッポッパッ…
「こちら、ピョン吉ですピョン。たった今、バカ猫を始末しましたピョン。」
「うんうん、それで?」
「囲碁教室も資金不足で、占領できるのも時間の問題ですピョン。」
「うんうん、それで?」
「あとは、弟子を亡くして失意のどん底のまぬけ師匠を片付ければ、ウーサー王の野望も…」
 ぎゅっ!
「ピョ〜ン!」
「まぬけ師匠で悪かったな。」
「師匠っ! いつからそこにピョンっ!」
「最初からいたよ。お前たちを追いかけてここまで来て、ずっと見てたんだよ。」
「師匠、その、これにはいろいろと事情がありましてピョン…」
「何か聞こえるようだが…さて、そろそろウサギ鍋のおいしい季節だな…」
「ピョ〜ン! 許してピョ〜ン! あっ、そうだ、師匠、バカ猫を助けないといけませんピョン。」
「にゃんのことなら、心配ない。時々この川に落ちて、自分であがってくるからな。」
「でも、ほら、こういう時は、師匠みずから助けに行くべきですピョン。」
「建前では、にゃんの心配をしているようだが、本音はどうなんだ?」
「その隙に逃げようと思ってるに決まってるピョン。」
「え〜と…ウサギ鍋に入れる野菜は…」
「はっ、しまったピョン! 許してピョ〜ン!」

 ざばっ… ぷるぷるぷる…
「碁美さん、ピョン吉を許してあげてくださいにゃ。」
「バカ猫、お前いい奴だピョン。川に蹴り落としたりして、悪かったピョン。」
「おっ、にゃん、お帰り。今日は早かったな。」
「すぐそこの杭に引っかかりましたにゃ。この前は海の近くまで流されて…くしゅんっ!」
「いいから、帰って着替えろ。ほら、ピョン吉、お前も来いっ!」
「ピョ〜ン…」
「碁美さん、ピョン吉もよく反省してることだし、許してあげてくださにゃ。」
「にゃん、本当に、そう思うか?」
「もちろんですにゃ。ほら、ピョン吉も、もっと謝るのにゃ。」
「師匠、本当に心の底から反省してますピョン。許してくださいピョン。」
「本音は、どうなのにゃ?」
「命あっての物種だピョン。ひとまず反省したふりをして、チャンスを待つんだピョン。」
「…これ、本当に反省してるように見えるか?」
「う〜ん、微妙ですにゃ。」
「バカ猫とまぬけ師匠をだますくらい、造作もないことだピョン。これでウーサー王の野望にまた一歩…」
「やっぱり、反省してませんにゃ。」
「ウサギ鍋決定だな。」
「ピョ〜ン! しまったピョン!」


[64] ミニ小説(7) 投稿者:びっくにゃん 投稿日:2011/04/27(Wed) 22:54  

にゃんとピョン吉(7)

「…そういうわけで、ピョン吉は、ウサギの国に帰るそうだ。」
「師匠、バカ猫…じゃなくて先輩、お世話になりましたピョン。」
「ホントに帰っちゃうのにゃ? もっといればいいにゃ。」
「今回のことで、ここには居づらくなったそうだ。笑顔で送り出してやろうじゃないか。」
「本音は、どうなのにゃ?」
「任務に失敗したボクは、ウーサー王のご命令で、他の部隊に回されることになったんだピョン。」
「ほう、それで?」
「ボクを倒したくらいで、いい気になるなピョン。すぐに第2第3の刺客が…はっ、しまったピョン!」
「碁美さん、今夜は鍋料理が食べたいですにゃ。」
「そうだな、ちょうどいいところに肉が…」
「ピョ〜ン! さいならピョ〜ン!」
 がちゃっ! ピョンピョンピョンピョン…
「あ〜、行っちゃったにゃ。」
「まぁ、いいじゃないか。さて、今日の練習は…」
 ピンポ〜ン♪
「ごめんくださいピョン。」
「こちらは、囲碁の名人の碁美さんのお宅ですピョン?」
「ボクたち4人、囲碁の道をきわめたくて、ここに来ましたピョン。」
「向こうから順に、ピョン太郎、ピョン次郎、ピョン三郎、そしてボクがピョン五郎ですピョン。」
「ほう、それで?」
「縁起物だから、4番はいないんですピョン。」
「そうじゃにゃくて、本音は、どうなのにゃ?」
「囲碁の勉強っていうのは、建前だピョン。ウーサー王のご命令で来たんだピョン。」
「ピョン吉を倒したみたいだけど、あんな奴、ボクたちと比べたらただの小者にすぎないピョン。」
「ここに潜入して、隙をみて占領して、ウーサー王の野望のための拠点にするんだピョン。」
「できれば、ボクたちがスパイだってことには気付かずに、油断してまぬけ面でもしてて欲しいピョン。」
「…悪いが、他へ行ってくれないか?」
「ウサギってみんなこうなのにゃ? ひょっとして、ウーサー王とかいうのも、バカにゃ?」
「どうでもいいだろ、そんなこと。さぁ、お前たち、帰った帰った。」
 がちゃっ!
「あぁっ、卑怯者ピョン!」
「ボクたちを恐れて、敵に背中を見せるピョン!」
「正々堂々と、油断してボクたちの作戦に引っかかるピョン!」
「その前に、なんでボクたちがウーサー王のスパイだってバレたピョン!」
「まだにゃにか言ってますけど…いいんですかにゃ?」
「知らねぇよあんな奴ら。それより今日の練習…の前に、そろそろメシにするか?」
「はいにゃっ♪」

−終わり−


[63] いらっしぃませ 投稿者:びっくにゃん 投稿日:2011/04/21(Thu) 00:25  

 もるはむさんいらっしぃませ。実は、わたしもそうにゃんですよ…囲碁だけじゃにゃくて、いろんなゲームや趣味に関する本を買って集めるのが好きにゃんですけど、本来なら、そういう本ってボロボロになるまで読みまくって空で言えるくらいにならにゃいと、あんまり意味がにゃいんですにゃ。わかってはいるんですけど、なかなかそうはいきませんにゃ。そんなわけで、わたしの本棚にある本は、ピカピカの新品みたいなのばっかりですにゃ♪じゃ、皆さん、また来てくださいにゃ〜♪


[62] 投稿者:もるはむ 投稿日:2011/04/20(Wed) 08:14  

もってるけど、積読状態www

なのでここの問題で、勉強させてもらってます〜(^^)


[61] いらっしぃませ 投稿者:びっくにゃん 投稿日:2011/04/19(Tue) 23:21  

 もるはむさんいらっしぃませ。なかなか問題を増やせにゃくてごめんちゃい。今のところ、すぐに新しい問題を用意するっていう予定はにゃいんですけど、閉鎖する予定もにゃいですにゃ。にゃんかわたし、全然役に立ってませんにゃぁ…
 その代わりってわけじゃにゃいんですけど、もるはむさんやその他の皆さんには、問題集をひとつふたつ買うことをおすすめしますにゃ。ちょっと大きい本屋さんに行けば、いろいろあると思いますけど、選び方のコツとしては、レベルの高すぎる本じゃにゃくて、ちょっと考えればできそうな問題がたくさん載ってるのがいいみたいですにゃ。それと、おうちに碁盤がにゃい人は、HANAYAMAっていうおもちゃメーカーが出してるマグネット囲碁セットがおすすめですにゃ。19路盤で「以石伝心」とかいう名前が付いてて、お値段は1000円ちょっとですにゃ。折りたたみ式の碁盤も碁石も、普通のものよりちょっと小さいんですけど、マグネット碁石がなかなか使いやすいんですよ。盤を動かしても石がずれませんにゃ。日本棋院の通信販売でも買えますけど、ちょっと大きいおもちゃ屋さんなら扱ってることもありますにゃ。
 じゃ、皆さん、また時々来てくださいにゃ〜♪


[60] にゃん囲碁トレーニング 投稿者:もるはむ 投稿日:2011/04/19(Tue) 08:15  

にゃん囲碁トレーニングは、卒業できたみたいで、今は、みんなの練習問題をがんばってやっています。

なんとか、全問一目でできるようになりたいですね^^


[59] いらっしぃませ 投稿者:びっくにゃん 投稿日:2011/04/09(Sat) 23:36  

 もるはむさんいらっしぃませ。そうですにゃぁ、また気が向いたら、そういうのもするかもしれませんけどにゃ。昨日、9路道場をちょっとのぞきに行きましてにゃ、その時はまぁ久しぶりに楽しかったっていうか、ああいうのもいいかにゃって思ったんですけどにゃ。後から冷静になって考えてみると、にゃんていうか、やっぱりわたしが身を置く場所は、囲碁とは別のところにあるんじゃにゃいかにゃって思えてきましてにゃ。まぁ、にゃにも今すぐ結論を出さなきゃいけにゃいようなことでもにゃいし、それ以前に、結論がどうとか言うほどの問題でもにゃいんで、それこそ暇な時にでもゆっくり考えてみますにゃ♪じゃ、皆さん、また来てくださいにゃ〜♪


[58] 問題 投稿者:もるはむ 投稿日:2011/04/09(Sat) 12:46  

暇があるとき、また出してね^^


[57] 大当たり〜♪ 投稿者:びっくにゃん 投稿日:2011/04/08(Fri) 00:12  

 もるはむさん大当たり〜♪本の解説によると、これで白からはもう打ちようがにゃくて、このままで黒勝ちだそうですにゃ。ハズレのほうの手は、正解の場所のひとつ左ですにゃ。白1子を直接アタリにして、白ツギ(黒4子がアタリ)なら黒★のところにツギでやっぱり黒勝ちにゃんですけど、実は白に返し技があって黒が負けてしまうんですにゃ。それは、また、強い人に解説してもらってくださいにゃ♪にゃんか、久しぶりにこういう問題を見ると、わたしも囲碁への興味がちょっと戻ってきそうな気がしますにゃ…またそのうち機会があったら、お互いがんばりましょにゃ♪じゃ、皆さんまた来てくださいにゃ〜♪


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