JBカード 説明書
JBカードとは?
 JBカードは、小説「フォーチュン・クエスト」((C)深沢美潮/迎夏生/角川書店/メディアワークス)の中に出てくるゲームです。正式名は作中に登場していませんので、勝手にJBカードと命名させていただきました。具体的には、新フォーチュン・クエスト8巻の後半あたりで、ゲームマニアの黒竜(JB)が、主人公パステルとその仲間たちの依頼を聞く代わりに、自分が考案した新ゲームのテストプレイをしてもらう、というような内容で登場しています。もっと詳しく知りたい方は、本を買って読んでください。できれば全巻セットで。お値段は、1冊だけなら500円ちょっと。新旧フォーチュン、外伝、リミテッド、リプレイ、コミック版その他全部揃えたとしても2万円でお釣りがきます。この機会にぜひ、あなたの書庫にこの素晴らしい小説を並べてみませんか?
どんなゲーム?
 JBカードは、2人で遊ぶカードゲームです。(※作中では、JBひとり対パーティ全員でプレイしていますが、実質的には1対1のプレイを同時に6人相手におこなっているようです)キャラクタメイキングやサイコロなどの複雑な要素を極限まで省略し、誰でも分かる単純明解なルールと勝敗、そして何より短時間でのプレイを売りにしているようです。後で詳しく説明しますが、使うのは各々カード7枚とHPを表示する駒5個だけ。早ければ5分以内に勝負がつくと思います。それでいて、なかなか奥が深く、戦略や駆け引きなどを楽しめるゲームでもあります。
基本ルール
 それぞれのプレイヤーは、7枚ずつのカードを持ちます。どちらも全くおなじ組み合わせの7枚を持つことになります。(※カードの種類と効果は後述)ゲーム開始時、それぞれのHP(体力)は5です。それぞれのプレイヤーは、相手にわからないように、その回に出すカードを3枚選んで、テーブルの上に裏向きに置きます。その時、1枚目のカード・2枚目・3枚目をはっきりわかるようにしておきます。お互いカードを置いたら、同時に1枚目のカードをめくります。そのカードの効果によって、どちらか一方または双方がダメージを受ける場合があります。ダメージを受けたら、その分HPを減らします。次に、2枚目をめくります。おなじようにダメージの判定をおこないます。最後に3枚目をめくります。これも1枚目2枚目とおなじです。お互い3枚のカードをすべてめくったら、そのカードをいったん手元に戻し、また手持ちの7枚の中から好きなカードを3枚、順番を決めてテーブルに裏向きに置きます。あとは、この繰り返しです。先にHPが0以下になった方が負けです。
カードの種類と効果
 このゲームで使うカードは、全部で6種類です。それぞれ、1種類のカードを1枚ずつと、「行動なし」のカードを2枚、合計7枚のカードを持つことになります。



◆アタック

 普通の攻撃をするカードです。相手が「ガード」「カウンター」のどちらでもない時、相手に1のダメージを与えます。このカードは、ゲーム中何回でも使うことができます。




◆ガード

 普通の防御をするカードです。相手が「アタック」の時、その攻撃を無効化します。ただし、「エキストラ・アタック」に対しては効果がありません。このカードは、ゲーム中何回でも使うことができます。




◆エキストラ・アタック

 1回の攻撃に全エネルギーを集結させる、特殊攻撃です。相手が「カウンター」以外の時、相手に2のダメージを与えます。このカードを使う時は、残りの2枚はいずれも「行動なし」にしないといけません。また、このカードはゲーム中1回しか使えません。




◆ガード・ブレイク

 相手のガードを叩き壊し、逆にダメージを与えるカードです。相手が「ガード」の時、相手に1ダメージを与えますが、相手が「ガード」以外の時は何の効果もありません。このカードはゲーム中1回しか使えません。




◆カウンター

 相手の攻撃を跳ね返し、相手にダメージを与えるカードです。相手が「アタック」の時は相手に1ダメージ、相手が「エキストラ・アタック」の時は相手に2ダメージを与えます。相手がそれ以外のカードを出した場合は、何の効果もありません。このカードはゲーム中1回しか使えません。




◆行動なし

 何もしないで、その回の行動をパスするカードです。テーブルに出すカードは3枚、効果のあるカードで無制限に使えるものは2枚だけです。1回しか使えないカードを温存したい時は、代わりにこのカードを使っておきます。また、「エキストラ・アタック」を使う時は、残り2枚をこのカードにしないといけません。このカードはゲーム中何回でも使えます。
オンライン対戦の遊び方
 「遊ぶ」をクリックすると、まずは各部屋への入口のような場所に出ます。そこでは、各部屋の参加者一覧と伝言板を見ることができます。また、伝言板への書き込みもできます。「この部屋の様子を見る」をクリックすると、部屋の画面に切り替わります。中の様子をみて、その部屋で遊びたいと思ったら、お名前と色と再入室パスを入力して「入室する」をクリックしてください。その後は、ゲームの観戦やチャットもできますし、ゲームテーブルの席があいていればそこに座ってゲームをすることもできます。相手がいない時は、弱いコンピュータと遊ぶこともできます。「退室する」をクリックすると、部屋の入口に戻ります。「他の部屋へ行く」で、最初の画面に戻ることもできます。
(注意)
・概ね10分間、操作をおこなっていないと、自動的に退場になります。
・ゲーム中に席を立つと、その時点で「負け」になります。
・間違って画面を消してしまった場合、前回とおなじ名前でおなじパスを入力すると再入室できます。
(お願い)
・サーバへの負荷がかかりすぎると、いろいろ困ったことになります。最悪の場合、ゲームを閉鎖しないといけなくなる恐れもあります。ボタンの連打や連続送信などは、おやめください。
・インフォシーク(株)さんの規定により、CGI画面への直接リンクはできません。ブックマーク等は、第2出張所のトップページ(http://bigchance.web.infoseek.co.jp/)にお願いします。
・バグが発生するかもしれません。もし、おかしい所を見つけたら、お知らせください。ご意見ご要望などもありましたら、ぜひお知らせください。


(C)深沢美潮/迎夏生/角川書店/メディアワークス
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